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22歳 4月 vol.37

所有物
以前、奈美様は…
『私も女ですわ!早く私の女を沈められる奴隷におなり!』
と、ポツリとおっしゃいました。

鞭打ちでも奈美様は逝けるとおっしゃっられましたが…
《やはり女性の部分は…熱くお感じになられるのかもしれない。》
と、ボクは不相応な想像を巡らせました。

ボクばかりが快感を貪る事に、罪悪感を感じてしまいます。
奈美様は、罪悪感に苛まれるボクを御覧になり…
何かを察してくださったご様子で…

『おまえは私の物よ。おまえが気にする事ではないわ。』
と、おっしゃいました。

後に気付くのですが…
サディストのみなさんは…
マゾには計り知れないご自身に対する『負』をお持ちなのです。
奔放でいられるのはマゾに比べ、自由が利かないのはサディストの性とも言えるでしょう。
戒めにも似た悲しい負の性は『愛』となり…
その『愛』を惜しげもなく、マゾにぶつけてくださるのかもしれません。



奈美様は沈黙を嫌われます。
突然…。


『おまえのバックも無事でしたわ。
これは先程の私のパンティーです。
これを着てお帰り。
ここで履いて御覧なさい。』
と、おっしゃいました。


見習い奴隷の分際で…
奈美様のご使用になられた下着を履くような無礼はいかがなものか…?
とも思いましたが…
雰囲気を変えられようとなさる奈美様のお優しさに甘えて…。
奈美様の下着を履かせていただきました。


『いかがでしょうか?こんな高級な下着…似合うでしょうか?』


『とっても良く似合ってよ!その場で回って見せなさい!』


ボクは、モデルさんのように一回転いたしました。
すると…


『おまえ…痩せたというよりやつれたわね。可哀相に。
でもお似合いよ!サイズも私と同じですのね。ふっふ!』


似合うとおっしゃってくださって…
嬉しいやら恥ずかしいやらでした。


『それにしても…前はともかく、後から見たらホントに女のコのお尻みたいね。
腰も括れているし、肌も綺麗だわ。
いますぐにニューハーフのお店で働けそうよ!ふっふ!
でも、顔が童顔過ぎるからロリータ中学生止まりかしら!
ふっふ!あははは!』


実際に鏡を見ていないので…
この時のボクが、奈美様にどのような姿に見えたのかわかりません。
ニューハーフのお姉さまのように『綺麗』とはお世辞にも言えませんでしたし(笑)
ただ後に…ニューハーフのお店でアルバイトとして働かせて貰ったのは事実で…
『綺麗?』じゃないボクは、ブルマや制服、スクール水着をお店で着こなし…
現在の萌え系の先駆者として、お店のマニアックなお客様からは支持されました。
奈美様がおっしゃるように『ロリータ中学生風ホステス』としてです(笑)


『ふっふ!可愛くてよ!
その上にTバックの衣裳を付けてお帰り!ふっふ!』


奈美様はお笑いになり、重要なお話があると座るように命じられました。
何か大変な事が起きるのではないかと心配になりました。


『よく聞きなさい。
私の言う事をおまえなりに理解なさい。
おまえなりに、私に従えば済む話よ。
決して難しいお話ではありません。』


『はい…』


『私が言う事に口答えや質問はしない事。
おまえは私を信じて従うのみですわ!』


『はい…』
不安でしたが《私を信じて》のお言葉で楽になりました。


『来月の調教ですけど…
おまえの誕生日にするつもりでしたけど…
来月はできるかどうかわかりません。』


《何かあったんですか?》
と、お聞きしたかったのですが…
質問は禁じられておりましたので…。


『はい…』


『もしかしたら…6月も…悪ければ7月もかしら。
今は、私にも何もわからないの。
ただ、おまえにはお電話もするし…
お手紙で宿題の課題も指示するわ。
見習い奴隷の躾は大事ですからね。』


『はい…』


お会いできないのは寂しかったのですが…
信じるのが見習い奴隷の勤めですし…
お召しをお待ちするのも、見習い奴隷には当然の義務です。
それに、なによりお電話も、そしてお手紙までいただけるのですから…
幸せな事です。
頭では納得しているのに…
心の中では寂しさが込み上げます。
ポロポロと涙も零れます。


『は、はい…』


『お約束したお買物は必ず行きましょう!
おまえの下着を選びたいわ!
おまえとお揃いの下着を選びたいわ。』


『あ、ありがとうございます…』
お優しい奈美様。


『ちょっとした。ミスですわ。
トラブルかしらね?ふっふ!
心配する程でもないの。
すぐに解決いたします。ふっふ!』


と、笑顔でおっしゃいました。
その笑顔は不自然で、作り笑いにも見えました。
ボクの表情を読んだ奈美様は…


『おまえに話す事ではないかもしれないけど…
あえて私が正直にお話した気持ち…理解できるわね?』


『はい!』


《奈美様はボクに…
私を信じてと言っておられるのですね?》


『はい!奈美様のお電話。
そしてお召しの日をお待ちしています。』


と頭を下げました。


『いいコね。それ以上、やつれたらダメよ。
栄養も採りなさい。ちゃんと待っていられるわね?』


『はい!』


奈美様の下着を付け…
奈美様のに作っていただいたTシャツを着ました。
Tバックの超ミニホットパンツを履くと…
いただいた下着が丸見えで、恥ずかしかったです。
奈美様はボクの姿を御覧になり…
《可愛いわ!素敵よ!》
と、おっしゃってくださいました。
奈美様に可愛いとおっしゃっていただければ…
誰が何と言っても可愛いのです。
バックにいただいたパンティーとストッキング…
そして、仮の姿の参考書となる本を詰めて…
身仕度が済みました。



玄関で跪き…。


『ありがとうございました。お先に帰させていただきます。』


『ちゃんと私のお話が聞けたご褒美よ!』
奈美様は、ひれ伏すボクの頭をヒールでお踏みくださいました。
そのお優しさに再び涙です。


『気をつけてお帰り!体を壊してはいけませんよ。』


『ありがとうございます…』


奈美様に見送られ、四つんばいでエレベーターホールにでました。
奈美様が扉をお閉めになられるまで土下座をし…
鍵が締まり、チェーンロックを掛けられる音を確認するまで続けていました。
エレベーターホールには、ひんやりとした朝の空気が漂っていました。
エレベーターボタンを押し、エレベーターが来るまでも玄関扉に伏します。
奈美様の全てに感謝しながら、エレベーターの中でも伏していました。


下の階について、ようやく立ち上がって自転車へ。
まだ薄暗い道を、泣きながら走らせました。
朝早い出勤のサラリーマンやOLの方が…
『女の露出狂だ』と、ボクの姿を見て嘲笑う声が聞こえました。


でもボクは、奈美様のお言葉しか信じません。
奈美様は《可愛い》とおっしゃったのです。
恥ずかしくなんてありません。
そう思えると、自分が少し強くなったように思えてきました。
人の視線も堂々としていれば気になりません。
むしろコソコソしているからいけないのだと思いました。
奈美様のお言葉がボクを強くしてくださったようです。


街外れの川沿いにあるボクのお部屋に着く頃、涙は乾いていました。
朝の7時なのに、不思議と人気はありません。
高校や中学が近くにありますが、今は春休みです。
誰とも顔を合わす事も無くお部屋へ。


全裸になり、いただいた下着と本に《ありがとうございました》とお礼をいいました。
鏡を見ると、見事に腫れあがった目。
氷を取出しタオルに包んで目に当て、ベットで横になります。
睡魔に襲われそうになるのを堪え…
コンドームを取出してペニスに装着しました。


《奈美様!本日の宿題をさせていただきます!》


萎えていたペニスは、奈美様を思いすぐに果てました。
コンドームを替えて2回目へ。
奈美様を思うと、再び涙が零れそうでした。
微量の精液の入った口を縛り…
《奈美様!ありがとうございました》とお礼を述べました。


目の腫れがやや治まったので身仕度をしました。
下着は奈美様からいただいた下着を、そのまま着けました。
玄関ドアを開けると、眩しい太陽の光。
心地よい疲れ、眠さも吹き飛びました。


《奈美様!いってまいります!》


奈美様から与えてくださる、もう一つのボクの生活の始まりです!
一分、一秒だって無駄になんかできません。

おわり

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