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22歳 4月 vol.35

懇願
ヒール置きの大役を無事に果たしたボクは…
擦れた声でお答えしました。


『ありがとうございます。
ご満足いただけましたでしょうか?』

『えぇ!とっても満足しましたわ!おまえは?』

『お役目を果たせて光栄です。
このペニスを、奈美様のヒール置きにお使いくださりありがとうございます。』


奈美様は汗まみれのボクに…
洗面器にペニスを浸けるように命じてくださいました。
冷たい水にペニスを浸すと、吹き出していた汗が一瞬で引きました。
冷やされたペニスは縮む事なく、痛みだけが抜けていくように感じました。


『喉が乾いているのではなくて?』


奈美様はボクの声が擦れているのにお気付きでした。


『はい!』
本気で喉が渇いていたので素直に答えました。

『お水を持ってきてあげるわね。』

お優しいお心使いが、心苦しかったボクは…

『奈美様!これを飲んでもよろしいでしょうか?』
と、洗面器を指しました。

『洗面器のお水ですの?
ふっふ!そうね。
おまえの陰液がたっぷり入って…
美味しいかもしれませんわね!』

『はい。』

許可をいただいて…。
洗面器を持ち上げ口をつけると奈美様が…。

『お待ちなさい!お預けよ!』

すぐに洗面器を床に置き、奈美様前に伏しました。

『味付けが足りなくてよ。このお水。』

『は、はい…』

『何が足りないかおわかり?おまえの精液ですわ!
精液が足りませんわ!今すぐよ!この洗面器にたっぷりとお出しなさい!』

『はい!』


洗面器を跨ぐようにして、まだ痛むペニスを扱きました。
ヒール置きの感激も冷めやらぬペニスは…
すぐに絶頂を迎えました。


『奈美様!逝きそうです!逝ってもよろしいでしょうか?』

『ふっふ!まだよ…』

『えっ!あぁ…は、はい…』

『おまえの体で作られた液体だけでは…
隠し味が足らないわね…そうですわ!』


そうおっしゃると、スカートをたくし上げられました。
ボクはこのまま見上げていては失礼だと思い…
視線を奈美様の足元に下ろしました。
すると、お美しい踝にスルスルと白い布がおりてきてきました。
奈美様はその布を拾われると洗面器の中にお入れになられました。

《奈美様の…御下着…だ…》

奈美様の聖域を包んでいた下着を拝見してしまうと…
我慢ができなくなり…


『奈美様!逝ってもよろしいでしょうか?』

『まだです!』
と、厳しいお言葉で嗜められました。


ペニスは、目の前の洗面器に浮かぶ白い布の影響ですぐにでも発射しそうです。


『おわかり?私の下着ですわ!
今夜もたっぷり濡れましたの。
聖蜜をたっぷりと含んでいてよ!
本当は専属でもないおまえには身分不相応なものですけど…
今夜は特別ですわ!ふっふ!』

『奈美様!奈美様!逝ってもよろしいでしょうか?
逝ってしまいそうです!』

《ビシャ!ビシャ!ビシャ!》
往復ビンタを授かりました。

『せっかく私が味付けをしているのに!なんて我儘なコ!
まだ味付けの途中ですわ!手を休むんじゃないわ!』

《ビシャ!ビシャ!ビシャ!ビシャ!》
下着に見惚れていたボクは、ペニスを扱く手を休めていました。
往復ビンタは当然の御仕置きです。


奈美様はご自分のパンティーをいとおしむように…
洗面器の中で揉み洗いされています。
パンティーを広げ…
聖域を守られいた部分をボクに見せ…
優しく指で聖蜜を水に溶かしておいででした。


『奈美様!逝ってもよろしいでしょうか?もう…もう…』
ペニスの痛みも、喉の渇きも忘れ、必死にペニスを扱いています。

『まだ味付けが終わりませんわ!今出して、私の手にかかったら捨てるわよ!』

お許しをいただけないペニスはビクビクと、ボクの手の中に催促をしています。


『ふぅ…味付けも疲れましたわ。
私は少し休みます。
おまえはペニスを可愛がり続けなさい!』


奈美様は下着から手を離され、籐の椅子に腰を降ろされました。
洗面器には奈美様の純白のパンティーが浮いています。


『奈美様!逝ってもよろしいでしょうか?逝きたいです!限界です!』

『そう。限界なの?じゃあ逝きなさい!洗面器の中に出しなさい!』

『あ、ありがとうございます!逝かせて…』
《逝かせていただきます》と言おうとしたボクの声を遮り…。

『逝けるものなら逝って御覧なさい!
まさかおまえ?
私のパンティーを上に…
汚い精液を掛けるつもりじゃないでしょうね?』

『あぁ…。』

もう発射口の99パーセントのところまで精液が流れていました。
ボクの最大の握力で、なんとか精液の通り道を蓋を塞ぎました。
ですが…ですが…。

『申し訳ありません!奈美様!
奈美様のパンティーを精液で汚すことなんできません!
下着をお取りください!
洗面器から…パンティーをお取りください!』

『嫌よ!私は《休む》といいましたわ!
疲れているのよ?おまえの調教でクタクタだわ!
おまえは疲れ果てた私に、パンティーを取れと命令するのかしら?
女王に向かってなんて口をきくのかしら!
捨てますわ!』

『も、申し訳ありません!命令ではありません!
お願いを…お願いをしているんです。あぁ…どうか!どうか!』

『い・や・よ!』

『ボクが…ボクが…この下着を…取っても…よろしいで…(しょうか?)』

《ビシャ!ビシャ!ビシャ!ビシャ!ビシャ!》

『私の下着に容易く触らないでちょうだい!
今の平手打ちで余計に疲れましたわ!
外の空気でも吸ってきますわ。』


防音のされてある三重サッシの大きな窓を明けるとベランダになっており…
奈美様は外に出られました。
外の冷たい空気がお部屋にはいり…
御調教室内には決して届かない雑踏の音が聞こえます。

『綺麗な夜空ですわ!』

奈美様は外の景色をお楽しみになられていました。

『奈美様!』

奈美様はベランダから顔だけ出され…
人差し指を口元に縦に置き《シッ!》と黙るように言われました。

そして小声で…
『窓を開けたのよ?
ご近所に聞かれてしまいます。静かになさい!
私の休憩が終わったら…
ちゃんと下着を取り出してあげますわ!
それまで我慢なさい!ふっふ!』


限界も限界です!
奈美様はそう言ったきり、お顔を出してくださいません。
奈美様が御覧になられていないなら…
手の動きを手加減しても気付かれないとは思いますが…
そこは忠誠を誓うマゾの悲しい性。
恐れ多くてできません。

長い御休憩でした。
いつまで経ってもお戻りにならず…
限界か?と諦めた時を見計らい…
奈美様はお戻りになられます。
奈美様は、この辺りの男の生理(男に限りませんけど)をよく熟知されており…
絶妙なタイミングで止められる事ができます。
熟知というより…これも天性の為せるワザと言うべきものなのでしょうか?
実にお上手です。


奈美様はベランダの大きな窓を締め…
鍵をかけてからボクに近づいてこられます

『私の前で股を大きく開いて…
跪いて勃起したペニスを扱くのは幸せ?』

『は、はい…幸せ…です…ありがとう…ございます…あぁ…』

『自分の姿。鏡で見たい?』
もう逆らえないと思い…

『見たいです…奈美様…早く…早く…あぁ…見せてください!』

『そう!きょう一番の良い答えね!おまえの願いを叶えてあげてよ!』

奈美様はお隣の部屋に行き、姿見を持ってこられました。
奈美様の鎖骨くらいの高さがある姿見は…
移動用の車がついていて…
それをボクの前まで転がしてくださいました。

『御覧なさい!私から見えるおまえの姿ですわ!』

鏡の中のボクは一心不乱でペニスを扱き…
とてもこれから絶頂を迎えるであろう快感の顔ではなく…
苦悩の表情で必死に耐えていました。


『鏡の中の自分を見ながら逝きたい?』

『はい!逝きたいです!逝かせてください!』

『いいわよ!でもまだ下着が洗面器の中ですわ!』

『お取りください!御休憩が終わったらお取りいたたげると…
あぁ…先程…先程…奈美様はおっしゃいました…あぁ…』

『あっ!そうでしたわ!忘れてましたわ!
確かに休憩が下着を取ってあげるといいましたわね!
ふっふ!お利口さんね!よく覚えてたわ!じゃあ!取ってあげてよ!』


奈美様はニコニコされながら洗面器の下着をお取りくださいました。


『奈美様!下着をお取りくださりありがとう…ございました…
もう…もう逝っても…逝っても…逝ってもよろしいでしょうか?』

『だめ!』


奈美様は、まるで多重人格のようにご自身を使い分けます。
御調教をされる時の奈美様は気品に溢れ優雅ですが…
ボクにお預けをさせるときは無邪気な子供のようになります。
私生活は極々普通の女性で、とてもサディストとは思えません。
本当に不思議な方でした。


『あぁ…逝っても…逝かせて…逝かせて…逝かせてください!』

『だって私、下着を取るのは約束しましたけど…
逝ってもいいなんで言ってませんわ!』

『そんな…あぁ…ダメです…逝きます…限界ですう!』

『だめ!さっきから《限界ですぅ!限界ですぅ!》って…
あれから10分以上経つわよ!なのにまだ我慢できてるじゃない!
全然限界じゃないじゃない!嘘つき!』

『そ…それは…』

『扱いてすぐに《限界ですう!》って言ってたのは嘘なんでしょ?
気持ち良くなんかないくせに《限界ですう!》って言ってたんでしょ?』

『ち、違いますぅ…ホントに限界なんですぅ…』

『おまえに限界なんかないのよ!きっと永遠に扱き続けられるのよ!
逝かずに扱いている姿を私に見られているのが気持ちいいだけよ!
逝かせないから!絶対に逝かせない!』

『扱いてすぐ最初の波はきました。嘘ではありません!
あぁ…奈美様のお許しが…あぁ…いただけないの…で…
我慢しました…お願い…です…逝かせてください!』

『嫌だと言ったら嫌っ!
どうしても逝きたいならあと10分我慢して!』

『我慢したら…我慢したら…逝かせて…いただけますか?』

『ほら!やっぱり、おまえは嘘つきよ!
限界なのに…10分も我慢できるつもり?
嘘つき!身が入ってないのよ!
私の前でオナニーしながら手抜きしてるんでしょ?
逝かせないわ!絶対に!』

『手抜きなんかしてません!
ご、ご覧…ください…こんなにも…こんなにも…早く扱いてますぅ!』

『騙されないわ!本当は気持ち良く扱いてないんじゃないの?』

奈美様はいつのまにか裸足でボクに近づいてこられ…

『私の前でオナニーして、我慢できる程度のオナニーしかできないの?』

髪の毛を鷲掴みされ奈美様の冷たい視線を浴びた瞬間!

『あぁ…!』

敢えなく果ててしまいました。
洗面器に精液を放出してしまいました。
快感に崩れ落ちそうになる体を…
奈美様は、ボクの髪を引き上げられ姿勢を正させると…

『誰が逝っていいと許可したのかしら?』

《ビシャ!ビシャ!ビシャ!ビシャ!》
と平手打ちされました。

『申し訳ありません』


『誰が逝っていいと許可したの?
手を休めていいと誰が命じたの?
逝ったら終わりと誰が決めたの?
崩れようとしましたわね?
甘えるのもいい加減になさい!』

《ビシャ!ビシャ!ビシャ!ビシャ!》
平手が、朦朧とした意識を現実に引き戻します。

『許そうと思ったけれど…
おまえの態度が気に入りませんわ!
少し甘やかすと調子に乗って!
おまえは奴隷なのですよ!
おまえの飼い主は誰?
見習いでも飼い主はいるはずですわ!
おまえの飼い主は誰?』

『奈美様です!』

今度は、先程の無邪気な奈美様ではありません。
御調教をくださる奈美様でした

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