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22歳 4月 vol.26

フラッシュ
『それにしても…あんなに縛って…おちんちんが痛くないんでしょうか?』

『さあ?でも勃起していますわ…』

『醜いわ!異常者ですね!こんな時にペニスを立たせているなんて…露出狂の異常者ですね!』
奈美様と刑事さんの会話は続きます。

『あの紙袋は?あれも最初から被っていたんですか?』

『いえ!あれは私が…犯人と目を合わせるのが恐くて…私が被せました。』

『ちょっと取ってみましょう。犯人の顔も確認しないと。
レイさん!犯人の顔を見るのは恐いかもしれないけど…
一応規則なので、顔を見てハッキリとこいつが犯人ですと確認してください。』

『はい!警察の方がいらっしゃるので…今は怖くはありません。大丈夫です。』

刑事さんは婦警さんを呼び、監禁室のボクの顔を写真に写すように言われました。

《やめて!紙袋を取らないで!恥ずかしい!》


恐怖で声が出ません。
全裸の上、醜いペニスやアナルまで曝け出して置きながら…。
顔を見られるのはもっと恥ずかしかったのです。
お慕い申し上げる奈美様だけならまだしも…
他にもSMに興味のない女性が2人も…
…しかも警察官に見られるなんて。

刑事さんの手が紙袋にかかると、体を揺らして抵抗しました。
しっかり拘束されていたので、手のひらをグーパーと動かすか…
足首を上下に動かす程度の抵抗です。
唯一の残された手段は…
頭を背もたれつけ、紙袋を取られないように必死に押さえるだけでした。
すると…。


『見苦しくてよ!ここまできて往生際が悪い!それでも見習いですの!
刑事さんに顔をお見せなさい!』


《見習い?ボクを…まだ見習いと…?
でも…刑事さんの前で?なぜ見習いと?》
奈美様のお叱りの声です!
その言い方は…まさに奈美女王の御命令でした。

《はい!奈美女王様!》
唇を震わせながら、声が出なくなった唇を動かしました。


観念して頭を差出すと、紙袋は刑事さんの手でスッポリと取り上げられました。
前にいる2人の女性と奈美様と目を合わせるのが恥ずかしく(恐く)…。
横を向いて目をつぶっていると再び…


『私の命令が聞こえて?
私は刑事さんに顔をお見せなさい!と言ったのよ!』


《はい…奈美様!》


どんなに厳しい状況にありながらも…
女王のご命令には逆らう事ができないのがマゾの性です。
いや、それよりも…
どんなツライ御指示でも、命令とあらば心地よく感じてしまう…。
監禁室の中でバラバラだった精神と肉体と脳が…
奈美様のたった一つのご命令で一体化していきそうです。
それが…マゾという特殊な才能なのでしょうか?


《やはりボクは…奈美様無しで生きて行くのは無理です。
とてつもない恐怖による震えが…
奈美様の御命令を伺うだけで…心地よいマゾ震えに変わるんです。》


恐る恐る顔を上げると…お部屋の逆光の中に3人のシルエット。
そこに強烈な光が音を立てて監禁室に響きました。


《パシャ!パシャ!》
婦警さんカメラのフラッシュの光とシャッター音でした。


暗闇に閉じ込められ…
お部屋から洩れる明かりを紙袋越しに触れ、少しだけ目が慣れてきたところでした。
ところが、いきなりフラッシュの光を浴びた瞬間…周りが何も見えなくなってしまいました。
今のボクの目には、余りにも強烈過ぎる光でした。
焦点の定まらない目は宙をきり、泣き腫らして途方に暮れる子供のような目だったそうです。


フラッシュが焚かれるほんの僅かな瞬間…
ピカッと光る光線の中に奈美様のお姿を発見しました。
気高く、美しく、気品に満ち溢れた奈美様は…
フラッシュのまばゆい光に負けないほどの神々しさです。
冷たい視線、冷ややかな笑みを讃えたそのお姿は…
フィルムなど無くても、ハッキリと脳裏に焼き付ける事ができます。
焦点を失った目をパチパチさせながら、奈美様のおいでになられる方向に顔を向けました。


ストッキングを咥えながら…
震える唇で…《あ・り・が・と・う・ご・ざ・い・ま・す》と動かしました。
監禁室の暗闇から解放され…
この目で最初に拝見した奈美様のお姿に、感謝を言わずにはいられなかったのです。


その時…。
『カワイイ…。』
と小さなため息混じりの声がしました。


その声の主は奈美様ではなく…。
声の感じから新人の婦警さんだったような気がしました。


『な、何を言ってるの!犯人に向かって!』

と、上司である刑事さんが叱り付ける声が…動揺している声が聞こえます。


奈美様に向けられたボクの唇の動きを…
2人の女性(刑事さん、婦警さん)も理解できたそうです。

《あ・り・が・と・う・ご・ざ・い・ま・す》

予想もしなかったボクの行動を、お芝居も忘れて見とれてくださったそうです。
定まらない視線で唇を動かし《ありがとうございます》と言っているボクを…
いとおしく思ってくださったそうです。
無意識の行動でしたので自慢にはなりませんが…
後に奈美様に、この時の出来事をにお褒めいただきました。





『それにしてもこの犯人…とても凶悪には見えませんね。
むしろ貧弱というか、か弱いと言った方が…。』
顔の見えない刑事さんがおっしゃいます。


『そうですね。顔も女のコっぽい…?
体付きからも幼い女子中学生か…
おちんちんを確認しなければ性別がわからない可能性もありますね。』
婦警さんらしき人のシルエットがおっしゃいました。


『あなた…ホントにレイさんを襲ったの?』


視力と共に、恐怖のあまり声を失っていたボクは…
奈美様とのお約束通り、頷いて罪を認めるだけでした。
逆らう気持ちなどは最初からありませんでした。
それが奈美様のお望みなら本望です。
脳裏に焼き付けたお姿への感謝も忘れずに…。
奈美様のお美しさに対し、失礼にならない対応をすることが…
ボクに残された最後の御奉仕かもしれないと感じていました。



『自首するのね?あなたのした犯罪は重罪よ。決して軽くないわよ』
刑事さんが念を押されます。


ボクは頷き《ご・め・ん・な・さ・い》と、再び唇を動かしました。


すると…今度は…。
お3人の方から《うぅ…》と小さく唸る声が聞こえると…。


『私、本署に連絡してきます。』
と言い残し、婦警さんがその場からいなくなりました。


これも一年後に聞いた話ですが…
ボクの健気さを見て居たたまれなくなり、婦警さん役の女王様は泣かれてしまったそうです…。
ボクのどこが健気だったのか?それは今でも分かりません。
マゾにとっては当然の行為が、見る立場が違えば違って見えたのでしょうか?



『自首すれば罪が軽くなると思う?』

首を横に振りました。

『テープに吹き込んだあなたの声は全部事実ね?』

大きく頷きました。

『レイさんのお話、テープの証言、犯人の自供…
間違いありませんね。こいつが犯人ですね。
こんなに可愛い顔をしていて…
女性を暴力で言う事をきかせようなんてヒドイ男ですね!』

女性刑事が言いました。
すると奈美様は…。

『可愛い顔をに騙されてはいけませんわ!私もそれで油断したんです。
顔や姿は女のコのようでも中身は男そのものです。
その証拠に…見てください!』

ぼやっとした視力で確認したところ、奈美様がボクの下半身を指差しておいでのようです。
ペニスは…激しく勃起していました。


『罪を認め、全裸姿を私達に見られながら勃起?信じられないわ!』
刑事さんがため息をつかれています。

『だから変質者なんですよ!こいつは!』

叫ぶように奈美様がおっしゃると…
微かな風圧が下半身を襲いました。

《ピシャ!》

激痛が襲い…
《う゛ぅ゛》と声をあげてしまいました。
奈美様がおっしゃる…
縛られたペニスを助ける行為が行われたのです。
つまりは睾丸打ちをなさったのです。

『な、何をなさるんですかレイさん!犯人にも人権が…』

『ご、ごめんなさい!私…つい…』

御自身の行動を…
思い余ってしてしまった行為である事を主張なさいました。

『もし、この事件が裁判になれば、レイさんの行為も暴力行為とみなされる可能せいも…』

刑事さんが奈美様を嗜めると、再び奈美様がボクのペニスを指刺しながら…

『あぁー!刑事さん!あれ!見て!見てください!』

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