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22歳 4月 vol.12

羽衣
『…お隣の音が聞こえないように防音されてますの。』

お怒りなられた口調で続きます。

『おまえが詫び状を書き上げて私を呼んでも…
お隣の私には聞こえません。
そこのお電話で内線の②①を押しなさい。
私か、奴隷の誰かがお電話に出るでしょうから。』

『はい。』

《今度は奴隷のみなさんに嫉妬しないようにしよう…》
人のいいボクは思ってました。
後に、その《人の良さ》が奈美様を怒らせてしまったのだと伺うのです。
そんな人の良いボクが、奈美様には許せなかったそうです。

この時のボクは…。
詫び状に、自分の甘えや奈美様に対する気持ちを伝えようとしていました。
その為には、どんな責め苦も、どんなに堕ちようとかまわないと思ってました。
財産などはありませんでしたが、ありのままの全てをお捧げしようとしていました。

そして…。
お隣にいる奴隷の皆さんに…タップリと奈美様の聖液を飲んでいただき…。
奈美様が心から愉しんでくださる事を願いました。
面接の印象を良くしようなどの下心ではありません。
奈美様が奴隷達の御奉仕を望まれるなら…
自分の嫉妬心を押さえて奴隷の皆さんに配慮するのもボクの役目であると…。

ただ…そんな覚悟をしていながら…
身体は震えているのです。
なぜか震えているのです。
ペンさえ持てなくなる程、震えていました。
心とは裏腹に、身体は拒絶しているのです。
そんな支離滅裂なボクの姿をご覧になられた奈美様の瞳の奥が…。
《可愛い》と言っているような錯覚(?)が…。
震えているボクを見て《可愛い》などと言うハズなどないのに…。
先程のお怒りになられた口調が止み…。
今度はお伽話の口調になり…。

『よれしくてよ!震えながら詫び状を書きなさい。
私はお隣に行きますわ。
おまえ…私がお隣に入ってドアを閉めるまで。
私をお見送りしてくれないかしら?
瞬きもせずに。
できるかしら?』

何をおっしゃりたいのだろう?
奈美様をお見送りする時は、お顔拝見して頭を下げ…
ご挨拶を申し上げながらお顔を拝見し、もう一度頭を下げるようにしていました。
これは、奈美様から宿題として与えられた《挨拶の仕方》と言う本から得たお勉強の成果です。
目上の相手のが立ち去るまで、頭を下げるのが正しい挨拶であると書かれていたのです。
それを今、《後ろ姿を瞬きもせずに見送りなさい》と命じられました。
本当の気持ちは、毎回最後までお見送りしたい気持ちもありました。
ですが、礼儀の基本としてはそれは無礼にあたり…
奈美様への無礼になってはと控えていました。

『ありがとうございます。ドアが閉まるまでお見送りいたします。』

『ふっふ。元奴隷候補…ゴミに見送られながら愛する奴隷に聖液を与えにいく…
おかしな話ね。優越感を感じますわ!幸せですわ!
それじゃ、詫び状を書いたら電話なさい。』

クルリと振り替えると、奈美様の春色のスカートが、柔らかな花びらが開くようにふわっと翻り…
可愛らしい膝をチラっと覗かせました。
きょうの御衣裳は薄い黄色のワンピース。
おそらく普段着なのでしょうが、奈美様がお召しになるとパーティードレスのような華やかさです。
後ろ姿からも気品が漂い、令嬢のような風格で…初々しい清楚なお嬢様のよう。
時折お見せになる知識や経験、完璧なまでの美しさ、立ち居振る舞いから言って…
ボクよりも年上であると率直に感じました。
後に本当の年令を伺って驚くのですが…。
この時にボクが感じた初々しさは間違いではなかったのです。

ドアに手をかけ…奈美様は立ち止まられました。

『何かあったのかな?』と思っていると…。
後姿のまま、籐の椅子の背もたれに手をかけられ、何やらスカートの裾を気にしておられるご様子です。
前の裾を軽くたくし上げられると、お美しい膝裏がハッキリと見えていました。

《あっ!》
口にこそ出しませんでしたが…
奈美様の膝裏を拝謁したら…
今まで小さく縮こまっていたペニスに反応がありました。
コックニッパーで縛れておりますので、完全な回復にはほど遠いのですが…
微かにピクッと反応しました。

《パチ、パチ》と、何かがスカートの中で弾けるような音がします。
《おや?》と奈美様を拝見すると…。
御美脚を滑るように落ちる薄い布。
天女の羽衣のような布を、右脚のくるぶしから拾いあげる奈美様。
また《パチ、パチ》と音がして、今度は左脚のくるぶしからも羽衣を拾いあげます。

《ストッキングだ!》

『暑いわね。お部屋の暖房が強いのかしら…』

独り言のようにおっしゃいます。

《パチ、パチの音は…ガーターペルトの止め具を外す音?》

ボクも自分用のガーターペルトを持っていましたからわかりました。
白のストッキングの下には眩しい御美脚。
真っすぐにスラッと伸びた長い御美脚。
美の常識を超えるような美しさ。
奈美様の前で《世間的な美》という言葉は《愚》に過ぎずません。
奈美様は《美》を超えているのです。
素足になられると爪には赤いマニュキアが…
奈美様は赤を好まれました。
それも血のような赤です。

そして…
自らの御美脚を纏っていた羽衣を2つにたたみ、椅子の肘掛に掛けました。
すると奈美様は、再びスカートの裾をたくし上げました。
今度は、太股の上の方まで顕にされています。

《ビクッ》
奈美様のあられもないお姿に、ペニスは再び反応しました。
それとは逆に、何か見てはいけないものを見ているようで…。
《奈美様の御命令とは言え…こんなお姿を凝視していいのだろうか?》
と、罪の意識が芽生えてきました。
ワンピースをお召しになり、後ろ姿の…膝裏を拝見しただけでも猛烈な罪の意識に苛まれます。
スカートの中に手を入れ、両端を摘むようにされると…膝まで…
今度は別の羽衣を下ろされます。
そこには…奈美様の御美脚を繋ぐ純白の布!
下着です!奈美様は後ろ姿をボクに見せながら、パンティーをお脱ぎになられたのです!
床に落ちぬように、今まで履いておられた下着をお取りになられました。
2回目の御調教終了時、お土産にいただいた下着と同じような…。
清楚で、品のある絹の下着のようでした。

ボクは信じられない光景に唖然としました。
憧れの奈美様が、ボクの前でお着替えを…?
奈美様にとってはゴミの前でお着替えなさるのは、なんとも思われない事かもしれませんが…。
ボクにとっては衝撃でした。

奈美様は御自分の下着を大事そうにお取りになられ…

『まぁ!私とした事が…奴隷達に餌を与える前に汚したのかしら?』

そうおっしゃると、下着の中を確認されているご様子。

『違うわ…ふっふ…あのコ達の唾液ね。
また私の下着を汚して…いけないコ達ね。
この下着も…あのコ達に処分していただかなければいけませんわ。』

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